【イギリス株価指数FTSE100のCFD取引】初売買は+13,649 円(2週間利回り2.27%)の利益確定

ロンドンの町並み

FTSE100の取引結果について

今回イギリスの株価指数、FTSE100を初めてCFD取引しました。12月9日に6,133.6で買って、23日に6,159.1で決済しております。建玉数量は10、コンバージョンレート(決済時に1ポンド何円として計算されたかを示す値)は179.58円です。

決済損益が4,579円、価格調整額が9,070円で、合計利益は13,649 円です。

今回、取引会社はGMOクリック証券を使用しております。FTSE100は定期的に売買をする可能性がありますが、くりっく株365を使うか、GMOを使うか、決めかねています。

同じ指数CFDでも両者でシステムにかなり違いがあるので、どのような取引をするかによって損益がかなり変わってくるんですよね。

その辺りは記事の後半で詳しく説明いたしますが、ここでは建玉に関してのみ、触れさせて頂きます。上記の数字を見て疑問を持っている方もいるかもしれませんので・・・。

価格調整額というのはとりあえず気にしないで下さい。問題は決済損益ですが、普通に計算すると、

(6,159.1-6,133.6)×10×179.58=45792.9

で、45,792円の利益が出てるんじゃないの?と思うかもしれません。

GMOクリック証券のFTSE100の取引単位は0.1倍になっています。実際の値の10分の1で建玉1となるわけです。少しわかりにくいですが、最低購入単位を1とした上で、売買がしやすい金額になるように取引単位を調整しているのだと思います。

FTSE100が6,200、コンバージョンレートが180、レバレッジ10倍(GMOの指数CFDは上限レバレッジが10倍なので)ですと必要な証拠金は通常、

6,200×180/10=111,600円

ですが、取引単位が0.1倍なので、11,160円の証拠金で建玉数量1枚、売買ができるようになっているわけです。

逆に日経平均225は値が低いので取引単位は10倍になっています。レバレッジはFTSEと同様に10倍なので、必要証拠金は日経平均の値がそのまま適用されることになります。日本円なのでコンバージョンレートも関係ありません。

GMOが取引単位を設定して、1単位必要証拠金を10万円とか20万円ではなく、1万円や2万円にしてくれていることによって、色々な銘柄が買いやすくなっています。

証拠金の話で余計に混乱してしまったかもしれませんが、GMOクリック証券のCFD取引で損益を計算するときは、

(決済約定価格-新規約定価格)×コンバージョンレート×建玉×取引単位

となるということです。

FTSE100のCFD取引で稼ぐ方法

みんな大好きなお金を稼ぐ方法のお時間です。このブログでは様々な稼ぐ方法を検証していきます。投資に関してはドルコスト平均法での積立など、比較的リスクに配慮した資産運用(今月から始めた世界株式へのインデックス投資など)も行っています。

このFTSE100に関してはそういった運用も可能ですが、ハイリスクハイリターンを狙うことも可能です。このCFD取引で発生する損益は2種類あるのでそれぞれについて見てみましょう。

売買差益を取るキャピタルゲイン

株価指数の売買というと、まずはこちらが頭に浮かぶと思います。シンプルに安い値で買って高値で売る方法です。CFDなので売りから入ることもできます。高値で売って安値で買い戻すという方法ですね。

今回の私の取引では、決済損益と記載してある方で、4,579円でした。購入数量も少なく、大きな値動きを取ったわけではないので、あまり大きな利益が出せているわけではありません。

ただ実際は下の価格調整額も差益を調整するために発生するものなので、実質的には売買差益のみで損益は決まります。

価格調整額の発生

基本的には買いポジションで価格調整額が出ます。逆のポジションを持っている場合は支払いが発生します。GMOクリック証券では価格調整額の発生日が年に4回あります。

こちらは期近と期先の価格差による損益を相殺するために発生するものなので、結局はプラスもマイナスもなく、売買損益だけが結果に反映されることになります。 ただ気分的には今回のようにプラスで付与された方が儲かった気がして嬉しいです。

くりっく株365とGMOクリック証券のCFD取引のメリット・デメリットを比較

今回の取引ではGMOクリック証券を利用しましたが、くりっく株365でもFTSE100を売買することが可能です。そしてそれぞれの口座でかなりの違いがあるので、比較をします。

GMOクリック証券 くりっく株365
損益計算通貨 ポンド(英ポンド建ての取引のため、為替の影響を受ける) 円(為替の影響はなし)
配当回数 年に4回 週に1回くらい
配当利回り実績 レバレッジ1倍で3.25%(割と大きく前後する) レバレッジ1倍で3.5%(GMOよりは安定している印象)
手数料 スプレッドのみ0.6銭くらい 1枚あたり片道 216円(税込)+スプレッド15銭くらい
レバレッジ 10倍 20~30倍程度(価格変動幅で変わる)

ポンド建てか円建てかで変わる通貨の影響

くりっく株365は円建てなのでわかりやすいですが、GMOクリック証券はポンド建てなので上で述べているように、コンバージョンレートが損益に関わってきます。これはどちらが良いかは判断が難しいところだと思います。

新規約定時より決済時のほうが円高方向に振れていれば外貨建ては不利になりますし、円安方向に振れていれば有利になります。

ただ、ポンド円は殺人通貨と呼ばれることもある、値動きの大きい通貨ペアです。単純に為替リスクは読みづらいので回避したい、という方にはくりっく株365の方が向いているといえます。

特に損切りをしない長期保有前提の場合は、リーマンショック級の経済危機が起きる可能性も踏まえると、GMOはリスクが高いといえます。世界的に株価は暴落し、安全通貨と言われる円が買われるため、ダブルで損失が広がります。

もちろん逆の場合はGMOが有利になります。2012年くらいからポンド円(GBP/JPY)は右肩上がりなので、GMOで買っておけば、FTSE100の上昇分にプラスして為替差益も得られているわけですからね。

配当相当額と価格調整金について

GMOは年に4回の価格調整金が、くりっく株365はほぼ毎週配当が発生します。くりっく株365の方は配当金と考えて頂いて問題ありません。しかしGMOの価格調整金はCFDの値の元となる先物の限月を乗り換え、建玉に発生する評価損益を調整するためのものなので、実質的なプラスマイナスはゼロとなります。

このため基本的にロング(買い注文)はくりっく株365、ショート(売り注文)はGMOが向いていると思います。

今のように原油価格の暴落が続き、株価も下落気味の時は新規売りを入れたくなります。ただくりっく株365ですとマイナスの配当相当額が毎週ペースで発生しますので、下落ペースが遅いと、ヤキモキしてしまうでしょう。

その点、GMOですと配当が発生しないので、比較的安心して新規売り注文を入れることができます。

くりっく株365の配当利回り実績

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上の画像はくりっく株365の過去の配当総額の一覧表です。ただこの数字だけを見てもピンと来ないと思いますので、レバレッジ1倍で買った場合の年間利回りを計算してみます。買いポジション保有の時は配当相当額はプラス、金利相当額はマイナスで発生し、売りポジション保有の時は逆になります。2015年の配当金は配当相当額から金利相当額を控除し、24,445円となります

同じく高配当の商品の代表格である、FXのスワップポイントと比較してみましょう。高金利の南アフリカランド円(zar/jpy)を購入し、保有する場合と一緒に見てみます。
また、メジャーな国内個別株、トヨタ自動車の配当金も比較してみましょう。

南アフリカランド FTSE100 トヨタ自動車
レバレッジ 1倍 1倍 レバレッジ1倍(現物)
数量 1万通貨 1 100株
必要証拠金 79,000円 625,100円 750,000円
年間の配当額 4,745円(1日13円で計算) 24,445円 20,000円(1株200円で計算)
配当利回り 6% 3.91% 2.67%

・・・さすがに南アランドでは相手が悪すぎたかもしれません。っていうか今の南アフリカランドはレバレッジ1倍でも6%もの利回りがあるんですね・・・。今月の大暴落で高利回りに拍車がかかっています。

しかし配当利回りが3.91%というのは立派な数字です。トヨタ自動車の株式の配当利回りが2.67%程度ですのでその凄さがわかるかと思います。

レバレッジにおける優位性

トヨタ株の場合、信用取引をしないとレバレッジを上げることができません。しかも上げれても3倍までが最大になります。それに対して、FXやCFDでは高いレバレッジをかけることができるので利回りも上記の数字よりもずっと良くなります。レバレッジ2倍でも8%近い利回りになりますからね。

レバレッジをかけるというと、「リスクが高まる」と思う初心者の方も多いですが、それは違います。高すぎるレバレッジをかけてリスク管理をしていないことが問題なのです

極端な話、同じ位置に損切りを入れていれば、レバレッジ25倍で運用しようが、レバレッジ1倍で運用しようが、リスクは基本的に同じです。だったら少ない資金で運用して浮いたお金を別の金融商品に投資した方が遥かに効率が良いです。

私はある程度、長期保有前提で損切りを入れずに保有したりすることもあるので、その場合は保有商品の値動きに見合ったレバレッジにします。ちなみに今回のFTSEの取引では60万円を入金していたので、レバレッジ2倍弱くらいにしておりました。初めての取引なので低めにしています。レバレッジの優位性なども含めて考えると、配当利回りで個別株がFTSE100を上回ることは難しいでしょう。

南アフリカランド投資との比較

個別株より配当において優位性がありそうなことはわかったけど、最初に言っていた、南アフリカランドと比較したら負けてるんじゃない?と思う方もいるかもしれません。

それは正しいです。配当(スワップポイント)において稼ごうと思ったらランド円をそこそこのレバレッジをかけてロングしておくのが一番だと思います。というか実際に私はFXでランド円のロングポジションを長期保有しています。

配当利回りも多いし、証拠金も少なく済むし、SBIFXトレードなら1通貨から売買できるので積立に有利です。さらにレバレッジも25倍までかけることができます。

ただ実際の売買において発生する「売買損益がプラスで取れるのか」が問題です。南アフリカランドは高金利ですが、基本的に下落傾向にある通貨です。何十年に渡って、右肩下がりのトレンドを描いています。

これは先進国の日本の通貨、「円」とまだまだ新興国に枠組みされ続けるであろう、南アフリカの通貨、「ランド」の力の差がそのまま表れており、今後もそう簡単に変わることはないでしょう。

売買差益をスワップポイントが上回っているならまだ問題ありません。しかし実際はスワポ狙いで高レバレッジで南アフリカランドを購入した後、大暴落、スワップポイント程度では焼け石に水で気づいたら強制ロスカット、という展開もありえます。

それに対して先進国であるイギリスの株価指数のFTSE100はこの20年間大体3,500から7,000くらいの間で往来相場です。どちらが安心感があるかは長いスパンのチャートを見れば一目瞭然だと思います。

このあたりは保有期間も含めた投資スタイル、性格などにより感じ方は異なると思いますが、私は配当と値の安定感から、FTSE100への投資を今後もしていくつもりです。

手数料

こちらは圧倒的にGMOクリック証券に軍配が上がります。スプレッドの高さ、そして手数料がかかることも考えると、くりっく株365は頻繁に売買するには不向きです。ロングでじっくり保有するポジション限定の口座ですね。

レバレッジ

レバレッジはくりっく株365の方が大きくかけられる分優位性があります。といっても私は余裕を持って軍資金を投下するので、レバレッジ10倍あれば十分です。したがってこの点が取引口座の決定に影響を及ぼすことはありません。

以上の口座の違いなども踏まえた上で、ざっくりと今後の運用方針を以下にまとめたいと思います。

私の今後のFTSE100の運用方針

下落相場の押し目を狙ってくりっく株365で買いポジションを作る

これは長期保有で配当を狙うポジションです。基本的に損切りはしないつもりなので、配当が大きくほぼ毎週ある、くりっく株365で保有します。

下落相場を狙ってGMOで短期売りを仕掛ける

これは売買益を得るつもりです。上記の買いポジションがあるので両建てになります。予想通りに下落すればこのポジションは決済します。予想に反して下がらない場合は、様子を見て判断です。

ここで口座による配当の違いが活きてきます。様子を見ている間、買いポジションのくりっく株365はほぼ毎週配当が発生しています。しかしGMOは実質的に値動きによる損益しか発生しないので、一方的に配当を受け取ることができます。

値動きによる損益は両社で相殺されるので、下落した場合はGMOのポジションを決済、上昇して手放す場合はGMOのポジションと同数量のくりっく株365のポジションを同時決済すれば、損失はあまり出ません。

※まったく出ないとは限りません。両口座の値の形成元が違うのと、為替の影響の有無、手数料の違いなどがあるため、まったく同じ損益にはならないからです。また値が異なるので完全に同数量に合わせることができないことが多いと思います。

ポジション数量について

とりあえずはGMOで10枚、くりっく株365で2枚までしか考えておりません。少ない理由はたわらノーロード先進国株式にイギリスの株もそこそこの割合で含まれているからです。そのため外国株式クラスをあまり増やすつもりはなく、あくまで補助的に稼ぐことができれば良いと考えています。

基本的な戦略は以上です。私が南アフリカランド円で取っている手法と似ています。のんびりした戦略になりますが、値動きを取れる自信がない人にはかなり有効な手法になりますので、皆様のご参考になれば嬉しいです。

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