軽自動車の維持費を普通自動車と比較!どっちがお得なの?

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「軽自動車は維持費が安いから」

こんなお決まりの文章を聞いたり見たりしたことがある人は多いと思います。でも実際にどのくらい安く済ませることができるのか、具体的な金額を答えられる人はなかなかいません。

もちろん様々な条件によって変わってきますが、今回は良くありそうな例を元に、軽自動車、普通車(小型常用車)、それぞれの維持費を計算し、比較してみます。長い記事になるので結果だけ先に言いますと、年間で41,929円の差が発生します

自動車の維持費は大きく分けて6種類

自動車は保有するだけでそれなりにお金がかかるもの。有名な投資本、「金持ち父さん 貧乏父さん」で自家用車は負債と言われているのも納得できます。
今回は普通車フィット(ホンダ)と軽自動車アルト(スズキ)で以下の6項目を比較します。

  • 自動車税
  • 車検代(重量税・自賠責保険代を含む)
  • 任意保険代
  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • メンテナンス代

※購入費用は含めておりません。
※他の車種で比較したい場合も各項目の説明を読めば自分で簡単に計算できます。

フィットはハイブリッドとガソリン車があります。今回はガソリン車(タイプ13G、駆動方式FF)で比較します。その理由は一般的な使用(年間1万キロ以下の走行で10年間保有)の場合、購入費用の差額分、燃費の差額分、エコカー減税の違いによる差額分を考慮すると、ガソリン車の方がコストパフォーマンス上、少し優れているからです。
特に今は原油価格の下落に伴い、ガソリン代が安くなっていることも影響していますね。

自動車税(軽自動車税)はどれくらい安い?

普通自動車(ホンダフィットの場合)

1年目34,500円、2年目はエコカー減税により9,000円、3年目以降は34,500円です。10年間乗ったとして、1年あたりの自動車税を計算してみましょう。

(34500×9+9000)÷10=31,950円

軽自動車(スズキアルトの場合)

1年目10,800円、2年目はエコカー減税により5,400円、3年目以降は10,800円です。
こちらも10年間乗ったとして、1年あたりの自動車税を計算します。

(10800×9+5400)÷10=10,260円

当然ながら軽自動車のほうが安くなりますね。年間で2万円ちょっとくらい安く済みます。10年で20万円も変わってくるので大きいです。2015年4月1日から軽自動車税が7,200円から10,800円に増税されましたが、まだまだ優位性は大きいといえます。

自動車税・軽自動車税、またそこに適用されるエコカー減税の額は総排気量や燃費基準達成率によって変わってきます。他の車種などで計算したい場合はコチラの記事をご参考下さいませ。

[blogcard url=”https://leave-company.com/automobile-tax/”]

車検代(重量税・自賠責保険代を含む)はどのくらい安い?

車検代は車検のコバック様のサイトを参考にさせて頂きます。なお整備費用はメンテナンス代と同様に数字を出すのが難しいので省きます。同じ整備をする場合、一般的に普通車の方が高くなることが多いです。

普通自動車(ホンダフィットの場合)

1回54,840円です。10年間乗ろうと思ったら、4回車検を受けることになりますので、1年当たりの費用は以下のようになります。

54,840×4÷10=21,936円

軽自動車(スズキアルトの場合)

1回43,570円です。こちらも同様に計算します。

43,570×4÷10=17,428円

任意保険代はどのくらい安い?

今回はそんぽ24のシミュレーションで比較をします。条件は「ゴールド免許」「本人・夫婦のみ」「26~34歳」「11等級」「車両保険あり」です。

普通自動車(ホンダフィットの場合)

年間46,660円

軽自動車(スズキアルトの場合)

年間42,990円

任意保険の金額は保険会社によっても大きく異なりますので、コストの圧縮を考えている場合は一括比較サイトがオススメです。保険はまったく同じ条件でも会社によって金額が変わってきたりするので、「購入時に販売店が保険の代理店をしていたのでそのまま契約した」という人などは、必ず確認しておいた方が良いと思います。




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ガソリン代はどれくらい安い?

フィットもアルトもトップクラスの燃費の良さを誇る車です。年間の走行距離が1万キロ、ガソリン代が1リットル110円として、コストを比較してみましょう。

普通自動車(ホンダフィットの場合)

カタログ燃費が26km/l。乗り方によりますが、実燃費は大体70%くらいに落ち着きますので、19km/lとして計算します。

10,000÷19×110=57,894円

1年当たり57,894円のガソリン代がかかります。

軽自動車(スズキアルトの場合)

私が乗っているアルトエコで実燃費が大体24km/lなのでこちらで計算します。今は私が購入した時より少しカタログ燃費が良くなっているので、もう少し走るのかもしれません。

10,000÷24×110=45,833円

1年当たり45,833円のガソリン代がかかります。

駐車場代はどのくらい安い?

これはほとんど変わらないでしょう。私の住んでいる地域では大体月に5,000円くらいかかりますが、普通車、軽自動車の区別はありません。東京とかでは月々20,000円とかかかるなんて話も・・・恐ろしい。都心部の方は維持費の割合の中で駐車場代のコストがかなり大きいのでしょうね

メンテナンス代はどのくらい安い?

こちらは比較が難しいので、具体的な金額は割愛します。どの部品をどのくらい取り替えるかは個体差もあるのでちょっとデータの収集が難しいです。ただエンジンオイルやワイパーゴムやタイヤなどの消耗品は、ほとんどが軽自動車の方が安く設定されていることが多いといえます。そのためまったく同じように部品交換や修理などを行った場合は軽自動車の方が安く済むと思います。

軽自動車と普通乗用車の維持費をまとめると

普通車(フィット) 軽自動車(アルト)
自動車税 31,950円 10,260円
車検代 21,936円 17,428円
任意保険代 46,660円 42,990円
ガソリン代 57,894円 45,833円
駐車場代 5,000円 5,000円
メンテナンス代 なし なし
合計 163,440円 121,511円

これが1年間で発生する各維持費をまとめた結果です。1年だと41,929円ですが、10年だと419,290円の違いになってくるので、それなりの差が発生しています。
しかも実際はこの表よりさらに軽自動車の方がコスト面で有利になると思います。

軽自動車は購入価格が安い

アルトは約90万円、フィットは約130万円が購入時に必要です。10年乗ると仮定し、購入費用を維持費と合わせると普通車は年間293,440円、軽自動車は年間211,511円となります。10年間で80万円の差がつくので、軽自動車一台、余分に買えるくらいのコスト差があるわけです。大きいですよね。

軽自動車はメンテナンス代が安い

途中でも書いていますが、各部品などを交換したり修理したりするときは軽自動車の方が安く済むことが多いです。車検時も含め10年間乗ると、色々と整備しなければいけない箇所は必ず発生します。この費用もかなりかかるので普通自動車と軽自動車の維持費の差はさらに開きます。

普通車は大型車だともっとコストがかかる

今回は普通車の中でもトップクラスのコスパを誇るフィットを比較していますが、これが中型車や大型車だともっと各費用が高くなります。燃費が悪くなり、各種税金も飛躍的に高くなるからです。

もちろんアルトも軽自動車の中ではトップクラスのコストパフォーマンスです。ただ他の大型の軽自動車(ダイハツタントとか)を選んでもコストの上昇幅は普通車ほど大きくはありません。これは軽自動車のエンジン排気量がそもそも660cc以下であるよう、法律で定められているからです。

軽自動車は高く売れることが多い

新車時の購入価格と比較すると、軽自動車は普通車よりも高く売れることが多いと言われています。こちらはその時の流行や情勢によっても大きく変わってくるので、あまり気にしなくても良いかもしれませんが、とりあえず現状では軽自動車が有利だといえます。

軽自動車の最大のデメリット

ここまで軽自動車の良い面ばかりを挙げてきましたが、最後に悪い面も挙げたいと思います。それは重量が軽いため、他社との衝突でダメージを受けやすいということです。

といっても事故時の死亡率自体は統計を見ると普通自動車も軽自動車もあまり変わりません。ただこれは高速道路の利用状況や軽自動車に乗る人の性格などを考慮すると、完全に参考にして良いデータではないと私は思います。

維持費面とはあまり関係がないかもしれませんが、命はお金に代えられませんので、コストをかけてでも普通車を選択する人の考えが間違いだとは思いません。

さて以上で普通車と軽自動車の維持費の比較は終わりです。あなたはどちらを選びますか?

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